2013年02月18日

ホリスティック変造①(基板を眺めてみる)

ホリ ファイティングスティック
いつも居間でゲームをするときに使っているエレコムのジョイパッド、ボタンの接触が悪くなってきました。ネットで新しいのを物色したけどこれはっていうのはなくて、そういえばどこかにホリスティックがあったなと思い出しました。

これこれ、学生の頃にどっかのジャンク屋さんかゲオかなんかで380円で売ってたPCエンジン用のファイティングスティック。パソコンで使おうと思って半分ばらしたままほかってありました。

この手のスティックは、前にバーチャスティック変造でやったことがありますが、前回は連射機能をとってしまったので、今回はそれを生かした状態でPC用に改造します。

基板(部品面)
基板を部品面から見たのがこれ。右上のコネクタがPCエンジンへのケーブル。左上のコネクタがパネル左上のスイッチへの配線。下のコネクタがスティックのマイクロスイッチへの配線です。

連射装置が動くためには、何らかのクロックがあるはずですが、基板上には発振回路のようなものはありません。

74HC163.jpg
でもなんかクロック的なものがあるはず.. と思ってPCエンジンの信号線を調べてみると、なにやらボタンの入力の他にDSっていう信号がありますね。これはコントローラのボタンを2つのグループに分けて、表と裏を切り替えるための選択信号のようです。そういやメガドラやタウンズの6ボタンパッドもそんな感じでした。

きっとこれに違いないと思って回路を追ってみると、左の方にあるカウンタIC(74HC163)で適当に分周して連射信号を作っているようです。

したがって、このDS信号の周波数を調べて、同じ周波数を入れてやればホリスティックの連射を再現できるはずです。

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