2012年01月16日
OBD2インターフェースをバラしてみた
インサイトに接続出来なかったOBDⅡインターフェース、信号線を外に取り出すべくバラしてみました。
バラすっても、製品のシールをはがしてネジを外すだけ。
左側になにかマイコンのようなものが見えます。
下のピンヘッダで、コネクタに接続されています。
ここから信号を引っ張り出せばよさそう。
右のパッドから、bluetooth の小基板に4本の配線が伸びています。
せっかくなので、よく観察してみます。
マイコンは小さくて肉眼で型番が確認できなかったので、デジカメでマクロ撮影して確認。便利だ。
PIC18F25K80のようです。
bluetoothモジュールの小基板。裏面を見ると□BMX-03A/□BMX-03B というプリントがありました。BMX-03Aというワードでぐぐってみると、こんな表が。(怪しい中華サイトなので画像のみ転載)
乗っているチップの刻印からするに、こいつはBMX-03Aの方で、乗っているチップはBC31A223A-IVN-E4というものらしいです。
裏を返すとMCP2551というCANトランシーバがあります。これでCAN信号をマイコンに接続しています。
大きな部品はこれくらい。
とここまできてふと疑問が。ELM327ってICがないぞ?
もしかしてコストダウンでPICで互換プログラムをつくちゃったのかな?
と頭をよぎりましたが違いました。
ELM327のピンアサイン、どこかで見覚えがあると思ったら、、
ELM327の正体はPICマイコンだったのね。なるほど。
- by いわた
- at 23:22
comments
ELM327のマニュアルを邦訳しているひとが!
http://homepage2.nifty.com/Odyssey/pic/OBD2/OBD2.htm