2009年05月10日

シングルレバー式混合水栓を修理する

台所の水道のレバーの動きが渋くなってきたので修理することにしました。

シングルレバー式混合水栓を修理する場合、ホームセンターに行って補修部品を探してもあまり置いてなく、ヘタすると水栓ごとの交換を薦められます(20000円くらい)。かといって水道設備屋さんに来てもらうとけっこうな値段が請求されます。(しかも一度診断してもらって部品を発注しないといけないのですぐには直らない)

でも、自分で部品を発注すればけっこう簡単に修理できます。交換する部品は「ヘッドパーツ」と呼ばれる部品で、定価6000円くらい。今回はその発注と、交換方法をご紹介します。

というか、水栓直すの今回二回目なんですが、前回は写真ぜんぜんとってなかったんですね。
基本的には水栓の型番を調べて、メーカーのサポートに電話してパーツを送ってもらうのですが、今回調べたらホームページから故障診断からパーツの型番の調査、発注までできるようになっていました。 便利になったものです。
ウチの水道設備は全部INAXですが、TOTOも同じように部品交換できたと思います。

1: 発注の手順
1-1: 水栓の型番を調べる
型番は水栓の横とか裏側とか、目立たないところにシールが貼ってあります。 INAXの場合、洗面台についている水栓はシールが貼ってないことがありましたがその場合は後述する故障診断のページで水栓の写真から調べることができるようになっていました。

1-2: パーツの型番を調べる
1-1で調べた水栓の型番から必要なパーツの型番を調べます。INAXならトップページからアフターサポート→トラブル診断・部品販売・消耗品販売(水栓トラブル診断・部品購入)とたどると、型番から検索する画面になります。
交換手順の説明書PDFも見ることができますので、自分でできるか心配な向きはここで確認しておくといいでしょう

1-3: 部品を発注する
サポートのフォームから、代金引換で発注できます。
パーツの型番で検索するともっと安く販売する業者もあるようですが、その後のサポートも考えてメーカーから直接購入しました。

2: 交換の手順
2-1: 内容物の確認
ヘッドパーツ ヘッドパーツが届いたら、説明書にパーツ型番ごとの内容物が書いてありますので、全部入っているか確認します。
今回は2箇所の水栓を修理する予定なので、2つ発注しています。
ここから先は説明書どおりに進めればできるはずですが、一連の流れを書いておきます。

2-2: 止水栓を止める
止水栓 止水栓を止めます。シンクの下に止水栓があるばあいはそちらで止めてもいいです。

2-3: レバーを外す
レバーを一杯に上げるとネジが見える ねじ
レバーをいっぱいに上げると、レバーを止めるネジが見えますので、プラスドライバーで少しゆるめます。イモネジになっているので、全部外してしまうと排水溝に落ちてえらいことになります。レバーを上方に引っ張りながら少しずつゆるめるといいです。
念のため排水溝にフタをしておくと安心です

2-4: ヘッドパーツを外す
ヘッドパーツの取り外し ヘッドパーツは写真のようにネジ3本でとまっているタイプと、モーターレンチなどの工具ゆるめるタイプがあります。
ヘッドパーツを取り外したところ 外したところがこちら
新品に交換して逆の手順で組み付けます。

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